第13回目の今回は、シリーズ第4弾『全てはここから始まった〜クラリオン パーソナル無線 CITY CALL編』(全5回予定)をお送りしたいと思います。管理人の物を捨てられない 趣味、いや性格において企画されたシリーズもいよいよ5月の更新でめでたく(!?)完了。先月は22年前に管理人が愛用していたTE71(レビンAPEX)も一般公開され、益々盛り上がる(!?)中、今回も多いに昔を懐かしんでもらいたいと思います。

まずは下記のカタログをご覧下さい。

 
(左)1989年4月カタログ表紙 (右)JC310

これは1989年に発売された、クラリオンパーソナル無線機CITY CALL『JC310』(JC-9310-A 定価82,900円)という商品です。もともとパーソナル無線は、1982年に発売がスタートし、資格がなくても免許申請さえすれば誰にでも楽しめることが出来る無線であり、大変流行した商品でありました。(約10キロ位まで通信可能)当時学生だった頃、友人の車にパーソナル無線がついており、自動車電信の普及している当時において、車の中で交信するというのは大変画期的で、カッコよく憧れたものでした。


シティーコールの特徴が書かれています。

現在においては残念ながら、自動車電話・携帯電話の普及のあおりを受け、弊社でお調べする限り、各メーカーとも製造・販売されていないのが現状です。(今から始めたい人は中古品を探しましょう)今回ご紹介しているクラリオンにしても、90年代に入りまして、製造を打ち切りという流れになりました。

 
(左)158チャンネル数や5Wまで3段階の出力切替が可能に
(右)JC310とアクセサリーの紹介

次にパーソナル無線機の車載アンテナについて少々ご紹介していきます。まあ、アンテナといえばやはり『アンテン』製のアンテナが一番よく売れました。それにしても今このアンテナを見ると、やはり時代を感じますね。残念ながら、ほとんど見かけなくなりましたが・・・。余談ですが、今は『アンテン』ですが、昔は『安展工業』という名称でした。

 
(左)安展工業のカタログ表紙 (右)アンテン時のカタログ表紙


様々なアンテナがズラリ。釣竿のカタログではありません。


こんな虫っぽい車・・・今はありえません。

・・・てなワケで、シリーズ第4弾『全てはここから始まった〜クラリオン パーソナル無線機 CITY CALL編』お楽しみ頂けたでしょうか?

次回シリーズ最終回を是非お楽しみに!!

 

             

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