青空と緑がまぶしい爽やかな季節になりました。
chocolatのページに今日もお越しくださって、ありがとうございます♪

さて、
【chocolat's Slow Life】第 五回目は、<ニューヨーク>に行ってみました(笑)
4月末に、大好きなNYへ4回目の旅行に行ってきたのですが、そのレポートをこちらで書かせていただきます★
今回は、いわゆる観光的なことをほとんどしなかったので、かなり個人的趣味にはしった旅のレポートですが、
どうぞお付き合い下さい。

《番外編〜NYの旅㈰》
 

2003年4月に初めてNYに行って以来、今回で4回目の旅となりました。
今までで1番長い日程、7泊9日の一人旅です。

今までは、飛行機とホテルがセットになっているツアーでしか、行ったことがなかったのですが、
(ホテルの宿泊費がものすごく高いNYは、それがお得ですからね♪)
一人となると、追加料金がかかる・GW前なので飛行機は安い・・・などのことを考えて、
今回は初めて、飛行機と宿を別々に手配しました。

いろいろな宿がある中で、私が宿泊したのは日本人オーナーのB&Bです。


<B&Bとは・・・>
B&B(Bed&Breakfast)とは、宿泊(Bed)と朝食(Breakfast)という意味で、
宿泊と朝食のみのサービスをしている欧米スタイルの宿です。
日本では夕食の付いた一泊2食付のペンションが主流ですが、イギリス、アメリカなどでは多くのB&Bが点在し、
カントリースタイルの手軽でおしゃれな小さな宿として人気があります。



一人旅ですと、いろいろ不安もありますが、B&Bスタイルの宿は、
朝ごはんの際に、他の部屋の方と一緒になる機会が多く、
そこで情報交換するなど、いろんなお話ができる楽しみと安心感があります。
また、日本人の方がオーナーということで、サービスの面ではもちろん、
些細なことでも相談にのっていただけるなど、非常に満足のいく宿でした。

では、私が宿泊したB&Bをご紹介しますね。

まず、最初の2泊をお願いした<Studio GUMBO>さんです。

ここは、マンハッタンまでバスで約30分のニュージャージーにある宿です。
宿の周りは、とても静かな住宅街。ちょうど八重桜が満開でした。
 

ここは、ガンボのリビング。暖炉があってステキな雰囲気ですよね。
オーナーの奥様は、アメリカンアンティークに詳しい方なのですが、
リビングにはそんな奥様セレクトの食器や雑貨がいっぱい!
うれしいことに、販売もしてくださっていますので、旅のステキなおみやげになりますね

ガンボのお部屋は全部で4部屋。私が宿泊した<HUDSON RIVER ROOM>は、
キングサイズのベッドとバス・トイレ付で、1泊100ドルです。
ここには、朝食代も含まれます。
(ガンボの朝食は、コンチネンタル形式(ウエイター等がサーブするのではなく、ゲストの方々が準備された幾つかのチョイスの食事を自由のとるスタイル)です。
24時間、好きなときに冷蔵庫にある食材をご自由に調理して食べることができます。
気取らず、気を遣わず・・・そして便利でおいしい朝食スタイルでした。

私の泊まった部屋、窓からはこんなに素晴らしいマンハッタンの景色を眺めることができます!
マンハッタンにステイするのとはまた違った、まるで住んでいるかのようなのんびりした時間を楽しめる、
そんなNJのB&Bでした。

さて、3泊めからは、ブルックリンへ移動。

とても雰囲気のある街並みの中にあるB&B<ザ・ワンハンドレッド>さんです。
閑静な住宅街にある宿ですが、地下鉄、スーパー、レストラン、ショッピングモール等全てが周辺にあり、
とても便利なロケーションです。
地下鉄は10本の路線が乗り入れており、マンハッタンまでは10分ほど。
非常に足回りのいい場所です。

なんといってもステキなのは、ワンハンドレッドのこのリビングです。
ここは<パーラー>と呼ばれる部屋なのです。


<パーラー>とは・・・
日本では、一昔前の喫茶店の名前に多く使われていた為、お店を指す言葉のように思われていますが、
本来英語で「客間、談話室」を意味します。
とくにアメリカでは19世紀後半から20世紀初頭に建てられたビクトリア様式の館(ブラウンストーン)の大広間を一般的にパーラーと呼んでいます。
世界恐慌の時代から60年代に、さまざまな理由からこのパーラーは取り壊されたり、
改築されて2部屋に区切らるなどして、ほとんど原形をとどめなくなったものが多い中で、
ザ・ワンハンドレッドのパーラーは、市のランドマークに指定された建築物として、
天井・壁などほぼ完全に150年前の姿を残しています。
 

このパーラー奥側のダイニングスペースで朝食をいただきます。
毎朝のこの朝食が、すごく楽しみだった私(笑)
お野菜たっぷりのオーガニックなメニューなのですが、おいしいだけでなく、目にも楽しいのです!

盛り付けもおしゃれで(オーナーさんは画家の方なのです!)この朝食を食べるためだけでも
また訪れたいくらいです♪

お部屋は全部で5室。私が宿泊したRoom4は、クイーンサイズのベッドで、バス・トイレは2部屋でシェア。
1泊115ドルです。(朝食代など全て含む)
お部屋に無料の携帯電話がついてくるのが、とても便利でした。
日本へはかけられませんが、受けることは可能で、アメリカ国内の通話料は無料です。
今回、NYに住んでおられる方とお会いする機会が何度かあったので、
連絡を取り合うのにすごく役に立ちました。


さて、それでは少し、このワンハンドレッドのあるブルックリンについてご紹介します。


ブルックリン (Brooklyn)とは・・・>
ブルックリンは、ニューヨーク市(New York City) の5つの行政区 (5 Boroughs) の一つ。
ボロパークやブライトンビーチなど、全米でも特にユダヤ人が多い地区として知られ、
以前は大リーグのドジャースが本拠地としていました。


ブルックリンの一番西側で、イースト・リバーを隔ててマンハッタンと向かい合っている地域を
ブルックリリン・ハイツと呼びます。
Brooklyn Heightsは、古い茶色の石造りの家(Brownstones)が建ち並ぶ美しい町並みと、
プロムナード(Promenade)から眺める、ブルックリンブリッジ(Brooklyn Bridge)と
マンハッタンの高層ビルの景色が有名です。

ここがプロムナードです。
この日はとてもよく晴れていたので、ロウアー・マンハッタンの眺めがとてもキレイでした。

このプロムナードの目の前に、石造りの美しい建物が立ち並ぶ住宅街があります。
ここは、19世紀の建築様式に従って建てられた優雅なアパートの多い、高級住宅街で、
中心地のほとんどが、ランドマーク(歴史保存地区)に指定されています。

ブルックリンの中心的な通りでもあるスミスストリート。
ここは、
ブルックリンのSOHOとも呼ばれているそうです。

オシャレな雑貨屋さんやカフェ、小さなレストラン・BARが集まっているストリートです。
ベッカムの長男<ブルックリンくん>は、そういえばここブルックリンからとったそうです(笑)

カラフルな店が多いので、通り全体がポップなイメージ。
オシャレな若者があつまるエリアです。





マンハッタンのような刺激的な雰囲気ではなく、どこかのんびり、
でも、街並みを楽しみながら歩くだけでも、いろんな発見のできる通りです。
食器や雑貨を見たり、アンティークショップをのぞいたり、カフェでおいしいフレンチトーストを食べたり・・・
今までは、マンハッタンしか行ったことがなかったので、NYの違う楽しみ方が増えたような気がしました。


来月もNYの旅のレポートの続きを載せる予定です。お楽しみに。

 
             


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